単なるホラー小説ではなく、仕掛けがありました。
小説風の自己啓発本でしたが、作者の言いたいことが自分に入っていく気がしました。
荒唐無稽なお話ではありましたが、最後まで飽きることなく読みました。
タイトルから想像がつく内容、結末でしたが、いろいろ考えさせられました。
希望の持てる終わり方でよかったです。
結末に驚きました。
今まで読んできたこの作者の作品とは趣が異なり、少し不気味だったり、ざらっとした感覚が残る短編ばかりでした。
実際に起こった事件をベースに、ジャーナリストとはなにか、ジャーナリズムとはなにか、を問いかけながら、しっかりとミステリーとして成立している、すごい小説です。
タイトルから想像するのとは違う内容でした。
女子高生って危うい存在だと思いました。
先祖がいるから自分がここにいることを改めて感じました。ただ、子どもを産み育てることが人生最高のこと、のような雰囲気があり居心地は悪かったです。