読書と旅行

読書と旅行が趣味です。読んだ本の記録と、旅行記を載せていきたいと思います。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け」

サザエさんのような日常を描いたお話で、大きな事件が起こるわけではありませんが、次の本も楽しみです。

吉村達也「天井桟敷の貴婦人」

軽く読めてしまう分量と文体でしたが、最後に不気味な感じを残す本でした。

瀬尾まいこ「強運の持ち主」

主人公が新卒で入社して半年だけやった営業職のことを「前職が営業だったから」と主張することに、たった半年でそこまでのスキルが付くのか、と違和感を感じました。ただ、かなり頭のいい人であることは確かです。この本を読むのは2回目ですが、読んでから行…

東野圭吾「マスカレード・ホテル」

事件の話とホテルでの話を別々に楽しんでいたら、後々絡みあってきました。ホテルは泊まるだけのことが多いですが、ホテルライフを楽しめるようなホテルに滞在してみたいと思いました。

小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒」

ほっこりするお話で、箸休め的に安心して読めました。

内田康夫「風のなかの櫻香」

瀬戸内寂聴さんとかもいらっしゃるので、尼僧という存在は知っていましたが、真剣に考えたことはありませんでした。また新しいことを知ることができました。

北村薫「ひとがた流し」

視点を変えながら、それぞれの物語が淡々と進んでいきました。淡々とした物語ながら、静かに心が揺さぶられました。

小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご」

この本を読みながら帰宅していたら、どうしてもメンチカツが食べたくなり、結局買って帰りました。

宮部みゆき「ペテロの葬列 下」

宮部みゆきさんの作品は、登場人物の行動がすっと入ってくることが多いのですが、杉村さんの最後の選択はすごく寂しく感じました。

宮部みゆき「ペテロの葬列 上」

事件に巻き込まれたり、杉村さんの境遇が良くある状況ではありませんが、どこか身近な話として引き込まれて読み進めている気がします。登場人物の境遇がいつか自分や知り合いにも起こりうることかもしれない、と思わせるものだからかもしれません。

小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが」

小料理屋さんのほっこりするようなお話なのですが、料理人がタバコを吸っていて、美味しそうな料理の描写でもタバコのにおいが漂ってくる気がしてしまいました。