読書と旅行

読書と旅行が趣味です。読んだ本の記録と、旅行記を載せていきたいと思います。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新潮社ストーリーセラー編集部編「Story Seller」

どのお話も何だか後味がすっきりせず、読書に気晴らしを求めている時にはあまりマッチしないと思いました。

東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」

ドラマを先に見ていたので、お嬢様と執事のセリフがどうしても北川景子さんと櫻井翔さんの声になってしまいながら読みました。

内田康夫「若狭殺人事件」

以前内田康夫さんはプロットを準備せずに書くということを読んで以来、読みながらこの話たちはどこへ行くのだろう、とハラハラしながら読むようになりました。浅見光彦さんはよくこのお話のような事件の終え方をするのですが、あまりよろしくないのではとい…

東野圭吾「黒笑小説」

最初のいくつかの作品は作家と編集者の裏話を面白おかしく描いたもので、知らない世界を知れた気分になり、面白いと思いましたが、その後の下ネタの作品は必要なのかな、と感じました。笑い飛ばせるだけの心の余裕がほしいです。最後はちょっとほっこりして…

宮部みゆき「楽園 下」

最後まで読んでも以前読んだかどうかどうしても思い出せませんでした。設定には既視感があるので、ドラマを見たのかもしれません。久しぶりに宮部みゆきさんの本を読み、超能力とかそういう部分は好みであるわけではありませんが、上下巻さっと読め、やはり…

宮部みゆき「楽園 上」

「模倣犯」にも登場した前畑滋子さんが登場。小説の中の話とはいえ、模倣犯の事件は読んでいるだけで心が重くなるものでしたが、前畑さんも心に暗い影を落としていて、読んでいて少し苦しくなりました。以前読んだような読んでないような…、上巻を読み切って…

秦建日子「ダーティー・ママ!」

「推理小説」の雪平夏見を思い出させる破天荒な刑事が主人公ですが、雪平とは違いコメディタッチで、ありえないでしょ、というような場面もコメディとして楽しめました。

綾辻行人「十角館の殺人〈新装改訂版〉」

この本を読むのは2回目でした。読み始めたらストーリーを思い出したので、ある人の行動に注意しながら読みました。2回目でも十分楽しめました。

谷崎泉「月影骨董鑑定帖」

相手のことを思って言いたいことを言わなかったり、行動しなかったり…どうしてももどかしいと感じてしまいます。ライトノベルは考えすぎず読むのが良いとは思っていますが。

貫井徳郎「鬼流殺生祭」

この小説の舞台となっている明治初期の様子が描かれており、その点でも楽しめました。トリックやオチは途中から薄々感じ取れましたし、そこに至るまでが少し冗長な気がしました。