読書と旅行

読書と旅行が趣味です。読んだ本の記録と、旅行記を載せていきたいと思います。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

鯨統一郎「新・世界の七不思議」

アトランティスのことをよく知らず、宮田くんが話す説がどこまで吹っ飛んだものなのか、説得力があるのかが分からず、知識不足を痛感しました。議論が散々されている事柄について、発想を飛ばせるのはすごいと思いました。

今邑彩「時鐘館の殺人」

ミステリーですが、ホラーのような要素もありました。表題の作品は、最後の最後まで楽しめました。

綾辻行人「どんどん橋、落ちた」

この本を通じて、推理小説の読み方・楽しみ方の一つを教えてもらった感じです。

北森鴻「うさぎ幻化行」

不思議な雰囲気に包まれながら、小さな謎を解きつつ話が進み、最後に意外な展開に。

石持浅海「第一話」

連作短編シリーズの第1作目だけを集めた本です。石持浅海さんの本は今まで読んだことがなかったため、良い導入本となりました。座間味くんシリーズなど、続きが読んでみたいシリーズもありました。

二階堂黎人「ユリ迷宮」

1・2話は、久しぶりに豪快なトリックの小説を読み脳が刺激された感じになりました。ブリッジのルールはゆっくり読んでもなかなか理解が難しかったです。

畠中恵「ひなこまち」

大好きなしゃばけシリーズの11作目。しゃばけシリーズがきっかけで、何となく苦手意識のあった時代ものも読むようになりました。一太郎が困っている人を助ける物語。期待を裏切らず面白かったです。

山口幸三郎「探偵・日暮旅人の失くし物」

シリーズ第2弾。短編集のような長編小説。相変わらず、陽子の言動に共感できないものはあるものの、旅人の謎が少しずつ明らかになるところが気になってきて、第3弾も読みたくなってきました。

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時」

狂気的な母親とその母を恐れる栞子さんには、なぜそこまで、と思う時もありますが、何となく気になって読んでしまうシリーズ。栞子さんと大輔さんの関係も気になります。

谷瑞恵「思い出のとき修理します4 永久時計を胸に」

シリーズ最終作。秀司と明里の将来について、明里が悩んでいましたが、どうしてある選択肢を最初から考えていないのだろう、と不思議に思いました。もう少し若い頃に読んでいたら、素直に読めたのかな、と思いました。

谷瑞恵「思い出のとき修理します3 空からの時報」

神社にまつわるエピソードなど、なぜ今まで出てこなかったのだろうと思うところがあり、そもそも作者はシリーズ化するつもりがなかったのではないかと思っていたら、あとがきを読んでみたら、その通りでした。一作目を気に入っていただけに、付け足しのよう…