読書と旅行

読書と旅行が趣味です。読んだ本の記録と、旅行記を載せていきたいと思います。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

二階堂黎人 千澤のり子「ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子」

危ない目にあいながらも、なぜそこまでしようとするのか、正義感というだけでは説明しきれない何かがあるのでしょうか。私だったらそこまでしない、と思いながら読みました。

歌野晶午「ガラス張りの誘拐」

なぜ「第二の事件」から始まるのかと思いながら読み、最後で、なるほどと思わせてくれました。

乾くるみ「セブン」

「ラッキーセブン」や「ユニーク・ゲーム」に出てくるようなゲームを考えられる人はすごいと思いますし、そこで確実に勝てる方法を考えられる人もすごいと思い、考えみようかと思うのですが、どうしても面倒くさくて読み進めてしまいます。

法月綸太郎「名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇」

いい年の息子と父が二人仲良く語り合う姿に、世間の父子はそういうものなのか、と不思議に思いました。一つ一つの短編はさすが傑作選だけあって面白かったです。

乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

裏表紙に「最後から二行目で、本書は全く違った物語に変貌する。」と書かれていたので、何が起こるんだろう、と気になって仕方がなく、かなりのスピードで読んでしまいましたが、最後まで読み、その意味に気がついてから、もっと丁寧に読めば良かったと、後…

歌野晶午「家守」

どのお話も読んだ後ちょっと怖くなるようなお話でした。

小林泰三「大きな森の小さな密室」

色々な作家が書いた短編集かと思うほど色々なスタイルの短編が詰まった本でした。

小湊悠貴「ゆきうさぎのお品書き 祝い膳には天ぷらを」

安定のシリーズ5作目。雪村さんと碧の関係も徐々に変化し、次が気になるところです。

西澤保彦「完全無欠の名探偵」

裏表紙の「アームチェア探偵」という文言だけを見て読み始め、これをアームチェア探偵ということに違和感を感じていましたが、最後の方で「完全無欠の名探偵」ということの意味を理解しました。苗字の読み方が難しく、本を開くたびに主要登場人物のところで…

篠田真由美「聖女の塔 建築探偵桜井京介の事件簿」

綿密に取材や勉強をされて書かれた本を読めるのは幸せなことです。宗教というセンシティブな話題について書かれておりとても興味深く読みました。桜井京介シリーズはもう一度最初から順番に読みたいと思っています。