2019-02-24から1日間の記事一覧
少し前にこの本を読み、あまりこのような恋愛ものっぽいものは普段読まないのですが、ほんわかした雰囲気も気に入り、もう一度いつか読もうと思って、取っておいた本でした。たまたまこの本のシリーズの2から4までが手に入ったので、また読み返してみました。
有栖川有栖さんの作品は好きで期待して読みましたが、表題作も含めどれも面白かったです。
この本を読んで、お祝い事は何もないのに、御赤飯を買ってしまいました。
「探偵」という言葉にひかれて読んでみましたが、探偵の特殊能力によって問題を解決するため、読者がその思考をたどれないところが、ミステリー好きとしては残念。陽子の行動も理解できないところもあり、感情移入ができませんでした。
建築探偵シリーズは、長い期間に渡って順番もバラバラに読んできたため、あの出来事がこの本の前なのか後なのかなど、混乱をしてしまうところもありましたが、1冊の本として面白く楽しめました。
さらっとあっという間に読め、たまにはライトノベルを読むのもいいかなと思いました。テレビや本に結構影響されるので、この本を読んで、和菓子が食べたくなりました。
昭和53年発行の本。当然のことながら現在とは全く状況が異なり、公衆電話でアリバイ工作をするなど、そういう観点からも楽しめました。
この本で今まで名前も出てこないが印象に残る「狐目の担当者」が活躍します。密かなファンとしては嬉しい限りです。