５月の終わりの３連休を利用して、ニューヨークからボストンへ2泊3日のひとり旅をしてきました。
州にもよりますが、ワクチンの完全接種者でないと州外からの訪問者は一定期間の隔離が求められたりするので、晴れてワクチンの完全接種者となった私はこの恩恵を受けたいと思い、小旅行を計画しました。
ボストンへの行き方は飛行機、電車、バスとありますが、今回は電車で行くことにしました。
ニューヨークからはペンステーションMoynihan Train Hallから電車は出発します。
出発日はあいにくの雨。というより３連休ずっと雨の予報で少し残念です。
小雨程度であればバスで駅まで向かおうかと思っていましたが、かなり強めの雨が降っていたため、仕方なくUberで向かいます。
バスで移動するつもりで早めに準備していたので、11:10am発の予定ですが、10:00am前に駅に到着。ちょっと早すぎでした。
Moynihan Train Hallは改装され最近新しくオープンしたようで、とてもきれいでした。
が、お店やフードコートはまだオープンしておらず、開いていたのはBlue Bottle CoffeeとStarbucks Coffeeだけでした。
スタバでコーヒーとパニーニを買い、Ticketed Waiting Roomというチケットを持った人のみが利用できる待合場所でゆっくりと食べることができました。
10:00台はまだ人も少なく、Waiting Roomも余裕があります。至る所にコンセントもあり、充電も可能でした。
まだ余裕があったため乗る前にお水でも買おうかとホールを一周してみましたが、キオスク的なものもまだなく、荷物もありこれ以上歩き回るのも大変なので諦めました。
そろそろ時間かな、と案内板を見ていると、10分程度遅れる模様。海外の電車が時間通りになることはあまりないですし、10分程度で済んでよかったです。
表示がStand byになってから案内板の前に立ち、Trackの番号が表示されるとすぐに移動、列に並びホームへと降り、自分の席の車両に乗り込み席に着くまで、ほとんど時間のロスはなかったはずですが、席に着いたらすぐに発車したため、少々驚きました。たくさん荷物を持っていたり、子どもを連れていたりする場合は、早めに行動しないと乗り遅れてしまうかもと思いました。
今回私が予約したのはQuiet Carで静かに過ごしたい人専用の車両でした。乗り込んでからしばらくは荷物を上げたり席の確認などで結構話している人が多く、Quiet Carといえどもこんなものか、と思っておりましたが、一通り皆さんが席に落ち着くと、静かになりました。前の席のご夫婦が出発してしばらくしてもずっと話していたら、通路を挟んだ隣の人に注意されてました。
そのご夫婦はチケットの確認が終わるとおそらくCafe Carに移動し、しばらくして戻って来てからもまた話し始めたので、いいのかな、と思っていたら別の人からかなり強い口調で「話したいのであればほかの車両に移動したらどうですか？ここはQuiet Carですよ。」と言われてやっと話を止めました。
小さな声ででも連れの人と話したい場合は、Quiet Carは選ばない方がよいと思いました。一人旅の私は余計な音も聞こえず、本を読むことができて快適でした。
途中で乗る前に買えなかったお水を買いにCafe Carまで行く際別の車両を通ると、結構大きな声で談笑しているグループもいたりしたので、静かに過ごしたい人にはQuiet Carは本当におすすめです。
出発は10分ほど遅れましたが、ほぼ定刻通りボストンのSouth Stationに到着しました。4時間弱の旅は結構疲れました。
South Stationの駅構内は薄暗く、食べ物を売るお店がたくさんあるのですが、開店しているのが2～3軒で、土曜日の午後3時にこの程度しか開店していないのはやはりコロナの影響なのかな、と思いました。
幸いほぼ雨はやんでいたため、傘を差さずに徒歩で今回泊まるホテルまで移動しました。
ただ、寒い！今週は30℃近くまで気温が上がった日もあったのに、その日は10℃。次の日も同じような気温の予報でテンションが下がります。
何はともあれ、無事ホテルまで着き、チェックインを済ませ荷物を置いて一息つきました。
旅行1日目はまだ続きます。
ちなみに調べた限り、マサチューセッツ州に入る場合ワクチンを完全接種した人でないと隔離をしなければならないため、そこまで厳密にはもうやっていないだろうと思いつつも、電車ではアナウンスがあったり、ホテルのチェックインの際に聞かれたりするくらいはあるのかなと思っていましたが、何にもありませんでした。
特に私はIDとして日本のパスポートを見せたのに、何も聞かれなかったので、拍子抜けでした。
